最近に限りませんが、価値観の差に拡がりを感じます。
何かあればすぐに病院へ行き薬をもらう代わりに、
病気は医者が治すもので自分ではどうにもできないという考えの方もいれば、
自然に根ざした生活をと、病院には殆ど行かず、
長い間つらい症状を放置してしまう方もいます。
難しいことはよく分かりませんが、近代医療と代替医療を比べること自体に違和感があります。
それぞれに得意な分野があって、両方のいいとこどりをしたらいいのになと思います。
生活習慣を見直して病気になりにくい体をつくるとしても、
緊急事態や同じ症状が何週間も続く場合は、一度近代医療の診断を受けた方がいいと思いますし、
首から肩の凝りが原因の頭痛じゃないですかと診断されたら(検査結果は異常なし)、
病院から出された薬をのみつつ、ご自身の生活を一度振り返ってみたらいいと思います。
身体の不調の原因は人によって様々ですが、長年苦しんだ症状が気の持ちようで変わったりもします。
具体的に言えば、わたしの便秘は『ゆるめれば普通は出るものだ』という言葉を聞いたところから
解消が始まりました。
普段は締めて留めているだけで、尿と同じように締めているのを緩めればいい、と。
この発想は、わたしには衝撃的でした。(急に̪シモのお話し、すみません)
そうかと思えば、大したことないと思っていた症状が大変な病気のサインとなることもあります。
極端な方向を試してうまくいかず、違う考え方も受け入れられるようになるというのも、
人生の経験として必要な場合もありますが、
体のことで不安がある時は、まず近代医療の診断を受けてください。
診断で異常がなければ、安心してご自分の身体と向き合っていけます。