ヒプノセラピー

 

先月末に勉強いってきますといって1週間ほど休みましたが、それはヒプノセラピーの勉強に関東に行っていたのでした。

 

ヒプノセラピー、ご存知の方もいるかと思いますが、催眠療法です。催眠とかいうと怪しむ人もいらっしゃるかもしれませんが、催眠ってなにも催眠術師の好きなように他人を操る技術ではありません。意識ははっきりしていて、自分がしてもいいかなと思うことと、したくないことの判断くらいはできます。とてもリラックスしていて、リラックスしているからこそ、意識がはっきりしている状態です。

 

例えば、自然が豊かな広い道をドライブしている時に、ふと大切なことを思い出したり、ずっと答えが出なかった問題のヒントが急に浮かんだりしたことありませんか。旅行の前日からしっかりと準備をして、当日移動中に外の風景でもみながらお喋りしているときにふと、「あ、あれ忘れた」とか。あんなに一生懸命、支度に集中していた(と思っていた)時にはうっかり忘れていたのに、安心してボーっとしている(ように感じていた)時にひらめく。

 

思えば、起きていると自分で思っている時でも、それまでにしてきたのと同じ反応を繰り返しているだけなんていうことは多々あります。毎回毎回、意識して行動を選択するなんて、無意識には出来ません。これはこういうものだからこう、とか、こうするべきだからこう、とか。どこかで決められたルールとか一般常識だと自分が思っているものに合わせて行動を選択してしまう方が、自分で1回1回考えて選択するよりはずっと楽だから。

 

体と心はひとつなので、体に表れている不調が心からきているなんていうことは普通です。例えばとても気を遣う人が首から肩や頭の方までツライとして、その辺をほぐしたからといって変わらず周りに気を使ってばかりいたらすぐにまた同じ症状が表れます。首が楽になって気持ちもゆるむという順序でも変化は起こりますが、まず本人が自覚しないことには時間がかかったり、同じことの繰り返しになったりします。それもいい経験と考えることもできますが。

 

もうちょっと、心方面からもなんとかならないかなと思っていたところで受けてみたい講座がヒプノセラピーだったということです。今すぐにどうとかいうことではないのですが、自分で実験をしつつ、勉強も深めていくつもりです。勝手に催眠にかけたりしないので、ご安心ください。まず勝手にかけられるものでもないですから。

 

ただ、催眠に入りやすい人はイメージする力が強いので、現実も動かせるんだろうなと思います。こうなりたいってイメージがないことには、何もやりようがないじゃないですか。こうなったら嫌だなってネガティブなイメージも、予定通り現実になりますしね。

 

なにか面倒だと感じるとどんどん面倒になってきて、自分のことから完全に目をそらしたかった時期はその日着る洋服すら選ぶのが面倒で、全部誰かに決めて欲しいとまで思ったこともありましたが、さっき藍染のTシャツで外を歩いてきたら自分の体温でふわっと藍染の(アルカリ剤の)香りがして、好きな服を自分で選んで着るのはいいなと思いました。

 

自分の心の中の全てと向き合って、とかそこまでしないとしても、何か困っていることがあれば解決したいし、解決する方法のひとつとして自分と向き合うという選択肢があったら世界が広がるんじゃないかと思っております。効率もいいし。

 

昔ジムでアシュタンガヨガを受けていた時に、最後の屍(しかばね)のポーズ(仰向けに寝るだけ)の始めに全身の力を徐々に抜いていく誘導があったのですが、あれもヒプノですね。イメージから体の力がどんどん抜けてリラックスしていく、誘導瞑想。

 

リラックス重要です。

 

今日は少し風が涼しいですね。気のせいですかね。

 

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